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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻11号

1983年10月発行

文献概要

シンポジウム 四肢軟部腫瘍

四肢悪性軟部腫瘍の治療成績—滑膜肉腫14症例の治療経験

著者: 保高英二1 高田典彦1 梅田透1

所属機関: 1千葉県がんセンター整形外科

ページ範囲:P.1047 - P.1055

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はじめに
 悪性軟部腫瘍はその特徴として発生頻度が低いこと,組織型が多彩でありさらに組織亜型も含めて治療を考えねばならぬこと,発生部位が全身にわたり他科の専門分野で治療されることも多いことなどがあり,なかなか統一した適切なる治療法が確立されていない.
 悪性軟部腫瘍の治療法については局所の制圧と遠隔転移の予防が重要である.局所の制圧,局所再発の予防という意味ではとりわけ外科的治療が最も重要な治療のポイントであり,広範切除術が第1の選択となることが多い.しかしながら,広範切除術そのものの概念が諸家によって異なり現在のところ完全なる統一した見解が得られていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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