文献詳細
シンポジウム 四肢軟部腫瘍
文献概要
緒言
軟部悪性腫瘍は,発生頻度自体が低い上に発生母床が多岐にわたるため,種々の科で治療されており,また個々の症例の組織像が非常に多彩であるため,治療,予後等に関しての種々の仕事の発達は遅れていた.しかし近年ようやく多くの外科医,病理学者が一体となっての努力が実を結び,この部門での学問が推進されるようになってきた.
今回われわれは,当教室及び関連病院にて診断され,治療された四肢軟部悪性腫瘍症例について,その予後に関し調査検討したのでその概要を報告する.
軟部悪性腫瘍は,発生頻度自体が低い上に発生母床が多岐にわたるため,種々の科で治療されており,また個々の症例の組織像が非常に多彩であるため,治療,予後等に関しての種々の仕事の発達は遅れていた.しかし近年ようやく多くの外科医,病理学者が一体となっての努力が実を結び,この部門での学問が推進されるようになってきた.
今回われわれは,当教室及び関連病院にて診断され,治療された四肢軟部悪性腫瘍症例について,その予後に関し調査検討したのでその概要を報告する.
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