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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻11号

1983年10月発行

文献概要

シンポジウム 四肢軟部腫瘍

四肢軟部悪性腫瘍の予後と治療方針

著者: 石田俊武1

所属機関: 1大阪市立大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1075 - P.1083

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まえがき
 軟部悪性腫瘍の予後は,1950〜60年代の報告に比べて5,9),近年の報告では数段よくなっている6〜8).しかし個々の症例に対する治療の具体的な方法となると,なお暗中模索な面が多い.従って予後をさらによくしようとすれば,同じ腫瘍内で,予後のよかった症例,悪かった症例を比較検討し,さらにまた軟部悪性腫瘍間でも互いに比較検討した結果から,取るべき治療方法を探すのが常道手段である.そこで,現在までに治療してきた自験例についてその予後および予後に影響を与えたと思われる因子について検討し,その結果をもとに治療方法について考察を加えた.なお軟部腫瘍のうち,特に議論の対象になりやすいのは悪性腫瘍であるので,軟部悪性腫瘍のみを検討の対象とした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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