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文献概要
整形外科を育てた人達 第9回
Albert Hoffa(1859-1908)
著者: 天児民和1
所属機関: 1九州大学
ページ範囲:P.1104 - P.1108
文献購入ページに移動彼は南アフリカのKapokolonicに1859年5月31日に誕生した.父はドイツ人の医師Dr. Moritz Hoffaで,出身地はKasselである.教育は祖国で受けることになりAlbert Hoffaは7歳になってから父の郷里であるKasselの小学校に入り,この町で勉学を続け19歳で高校を卒業し,医学を学ぶ決心をしてMarburgとFreiburg大学で勉強をした.1883年に医師試験に合格してFreiburg大学のProf. Hermann Maas(1842-1886)の助手に採用された.ここで"Bleiniereについて"という鉛中毒に関する論文でDoktorとなっている.その後Maas教授がWürzburg大学に移ったのでHoffaも一緒に移った.ところが不幸にしてMaas教授は1886年に44歳の若さで急死した.その後任にProf. Karl Schönborn(1840-1906)が選ばれた.
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