icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻12号

1983年11月発行

文献概要

論述

下肢の過労性骨障害と骨シンチグラフィ—早期診断への応用と過労性骨障害の診断の拡大

著者: 入江一憲1 熊野潔1 万納寺毅智1 横江清司1 村瀬研一1 張景植1 金子和夫1 大久保夫美子1 古田敦彦2 中嶋寛之3

所属機関: 1関東労災病院スポーツ整形外科 2関東労災病院放射線科 3東京大学教養学部

ページ範囲:P.1143 - P.1150

文献購入ページに移動
はじめに
 スポーツ障害領域において,使いすぎによる下肢の骨痛を訴える疾患は多い.過労性骨障害が代表的なものであるが,その他,shin splints,腱炎,腱鞘炎の一部,単なる打撲によるものなども含まれる.以前から過労性骨障害においてはRIのuptakeを示すことが知られていたが,我々は過労性骨障害を中心としたスポーツ障害領域における種々の骨痛を訴える疾患に対して,骨シンチを施行し,その結果を分析することによって,過労性骨障害の診断の拡大とその早期診断,確定診断への骨シンチの応用に関して,2,3の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら