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下肢の過労性骨障害と骨シンチグラフィ—早期診断への応用と過労性骨障害の診断の拡大
著者: 入江一憲1 熊野潔1 万納寺毅智1 横江清司1 村瀬研一1 張景植1 金子和夫1 大久保夫美子1 古田敦彦2 中嶋寛之3
所属機関: 1関東労災病院スポーツ整形外科 2関東労災病院放射線科 3東京大学教養学部
ページ範囲:P.1143 - P.1150
文献購入ページに移動スポーツ障害領域において,使いすぎによる下肢の骨痛を訴える疾患は多い.過労性骨障害が代表的なものであるが,その他,shin splints,腱炎,腱鞘炎の一部,単なる打撲によるものなども含まれる.以前から過労性骨障害においてはRIのuptakeを示すことが知られていたが,我々は過労性骨障害を中心としたスポーツ障害領域における種々の骨痛を訴える疾患に対して,骨シンチを施行し,その結果を分析することによって,過労性骨障害の診断の拡大とその早期診断,確定診断への骨シンチの応用に関して,2,3の知見を得たので報告する.
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