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骨の悪性線維性組織球腫—6症例の報告とその定義及び病理組織像と予後の関係の検討
著者: 荻野幹夫1 蜂須賀彬夫1 古谷誠1 浅井春雄1 小杉雅英1 瀬川満1 小出雅彦1
所属機関: 1国立病院医療センター整形外科
ページ範囲:P.1151 - P.1162
文献購入ページに移動骨原発性悪性線維性組職球腫(以下MFH of boneと略)の報告例は少なく,適切な臨床的処置(診断,予後の判定,治療法等)について一致した見解は確立されていない.自験6症例を報告し,MFH of boneとそのcounter partとしての良性骨原発性線維性組織球腫の定義と範囲について述べ,臨床像,病理組織像,特に病理組織像と予後の関係,治療法と予後について検討し,治療指針の一助とすることが本文の目的である.最初に症例を報告し,次に検討事項について述べる.
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