icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻12号

1983年11月発行

文献概要

臨床経験

Duchenne型進行性筋ジストロフィー症児の骨格筋シンチグラフィー

著者: 阿部正隆1 猪又義男1 新渡戸剛1 浅井継1 登米祐也1 岩崎隆夫1 千田直1 遠藤重厚1

所属機関: 1岩手医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1217 - P.1220

文献購入ページに移動
 筋ジストロフィー症における筋の荒廃の病因的役割をなしていると考えられる1つに,筋細胞膜異常が挙げられている1).筋細胞膜異常により,カルシウムイオン(Ca2+)が流入し,筋細胞を壊死に陥らせるといわれる.このCa2+の病因的役割を確かめる手始めに,テクネシウム-99m-メチレン・デイ・ホスフォネート(99mTc-MDP)による筋シンチグラフィーをDuchenne型進行性筋ジストロフィー症(PMD)児に試みた.その結果,右下腿筋に異常集積を認めたので,その意義について考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら