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手術手技シリーズ 脊椎の手術・12
頸肋および斜角筋症候(thoracic outlet compression syndromes)に対する手術手技
著者: 米延策雄1 小野啓郎1
所属機関: 1大阪大学医学部整形外科教室
ページ範囲:P.165 - P.173
文献購入ページに移動胸郭の出口における主要神経・血管束の圧迫に伴う上肢の神経症状と血行異常とが治療対象になる.しかし元来,胸郭出口症候には曖昧な点が少なくない.手術が効を奏するためには確実な診断と患者の選択が前提となる.そのために必要なステップを今一度挙げておきたい.手術手技には特別なものはなく,慎重かつ入念にさえ行えば間違いはない.むしろ診断と患者の選択が問題である.
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