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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻2号

1983年02月発行

文献概要

座談会

わが国における脊椎外科の歩み—近藤鋭矢先生を囲んで

著者: 近藤鋭矢1 山田憲吾23 山室隆夫4 井上駿一5

所属機関: 1京都大学 2玉造厚生年金病院 3徳島大学 4京都大学 5千葉大学

ページ範囲:P.174 - P.186

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 井上 私,編集子の1人として一言最初にごあいさつ申し上げます.きょうは,近藤先生,山田先生,土曜日のおくつろぎのところ,どうもありがとうございます.本日はわが国における脊椎外科の大先達で開拓者でございますところの近藤先生と山田先生を中心にして,京都学派といいますか,そういうところから見たわが国の脊椎外科の歩みについて,ただいまから座談会を開かせていただきたいと思います.
 日本の整形外科医は,ただいま9,000人を突破したようでございます.先般,脊椎外科研究会が東京でございましたが,実に七百数十名の方が集まりました.共同演者の方々まで入れますと,大体3,000人近くになります.それくらいたくさんの整形外科の方が脊椎外科を熱心に勉強しておられるわけです.又,今日の日本の脊椎外科において扱う範囲は頸椎から腰椎までのあらゆる領域で本当に研究が活発でございます.外国では他にこういった国はないように思います.本日はそういった世界に誇るべき脊椎外科を戦前,戦中そして戦後とっくり上げていただき脊椎外科一筋に歩んでこられました近藤先生を中心として,又その愛弟子でもある山田先生に進行役をお願い申上げ,文献などには出ていないような貴重なお話がこれから伺えるものと楽しみにしております.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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