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検査法
CTによる腰椎椎間板ヘルニアの診断
著者: 長谷川徹1 渡辺良1 山野慶樹1 川部直己1 野口耕司1
所属機関: 1川崎医科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.203 - P.210
文献購入ページに移動Cmputed tomography(CT)は,整形外科領域においてもさまざまな臨床的応用が報告されているが,特に脊椎外科領域において本法の有用性が認められるようになっている.Williamsら10)はbulging annulusとherniated nucleus(髄核ヘルニア)との鑑別が可能であると述べており,大久保ら7)も椎間板ヘルニアのCT像に言及しているが,一般的にはCTによる腰椎椎間板ヘルニアの診断はむずかしいとされている.今回われわれは,臨床的応用が困難とされていた腰椎椎間板ヘルニアに対しCTを施行し,その診断的価値について検討を加えたので報告する.
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