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文献概要
追悼
Knud Jansen教授の追憶
著者: 天児民和1
所属機関: 1九州大学
ページ範囲:P.344 - P.344
文献購入ページに移動1938年Copenhagen大学を卒業して,一応外科を学ばれたが市の整形外科病院で整形外科の修練を始めた.1944年に血液凝固阻止剤Dicumoralの研究でDr. Ph.となった.1951年には整形外科部長となり,その勉強振りによって頭角を見わし1970年にはCopenhagen大学の整形外科の教授に任ぜられた.その頃より国際的な活動が始まり,まずISPOを組織して7年間会長として会の強化発展に努力せられた.日本に対しても協力を求められ,1972年のSICOTがIsraelのTel Avivで開催せられたとき私に対しISPOに対する日本の協力の不足を訴えられ,私も熱意に動かされしばらく日本のISPO会員増強に力を入れたこともある.
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