icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻4号

1983年04月発行

文献概要

特集 上位頸椎部の諸問題 総括

II.Halo-brace,手術術式の部

著者: 小野村敏信1

所属機関: 1大阪医科大学整形外科学

ページ範囲:P.371 - P.372

文献購入ページに移動
 このセッションでは上位頸椎に対するHalo-braceならびに手術術式というテーマのもとに,観血的治療手技に関連した8題の発表が行われた.
 原田氏(総合せき損センター)は歯突起骨折を中心とする20例に外固定法としてHalo-braceを用い,2例は保存的に他は観血的に治療して満足な成果を得た経験を述べ,上位頸椎疾患に対するこの固定法の有用性を強調した.原田氏らは頸部の保持をより強固にすると同時に体位の微調整をより細かく行うために,ターンバックルをもつ4本のup-right barによってhaloとbraceを連結して用いている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら