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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻4号

1983年04月発行

文献概要

特集 上位頸椎部の諸問題 総括

VI.環軸椎回旋位固定の部

著者: 三浦幸雄1

所属機関: 1東京医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.377 - P.378

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 上位頸椎における環椎後頭関節,環軸椎関節は解剖学的形態のみならず,機能上にも他の部位とは異なる特性がある.環椎後頭関節は重い頭蓋を2点のわずかな面積のみで支持しているし,その上,前屈後屈が30〜50°の可動域がある.環軸椎関節では左右回旋が全頸椎柱回旋の50%にあたる40〜45°の広範な回旋可動域を有するばかりでなく前後屈運動でも相当の可動域があるので,環軸椎関節では生理にrolling-slidingの併合運動が行われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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