icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻4号

1983年04月発行

文献概要

特集 上位頸椎部の諸問題 総括

IX.リウマチ(X線変化など)の部

著者: 片岡治1

所属機関: 1国立神戸病院整形外科

ページ範囲:P.383 - P.384

文献購入ページに移動
 著者の担当した部門は,慢性関節リウマチ(RA)における上位頸椎の主としてX線所見をテーマにしたものである.8演題のタイトル,所属および演者名は別表のごとくである.演題1と2はRAの環軸関節脱臼のX線学的解析を,他の6演題はRAの上位頸椎病変のX線変化を中心に論じている.
 IX-1の有馬は,2例のRA患者を対象として環軸関節脱臼の動態のX線検索を行い,不安定性はある一定の角度での発生点をもって生じると結論し,これがX線撮影および治療法の指標となると論じた.東山(千葉リハビリ)および杉浦(岡崎市立)は回旋位での不安定性の回旋角との関係,患者姿勢の影響および頭の重心の位置につき質した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら