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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻5号

1983年05月発行

文献概要

論述

先天性下腿彎曲症手術例の長期成績

著者: 青木喜満1 佐々木鉄人1 須々田幸一1 八木知徳1 門司順一1 石井清一1 薄井正道1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.523 - P.530

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緒言
 先天性下腿彎曲症は,生下時および生後より下腿の彎曲がみられ,それらの症例の多くば病的骨折を起こし偽関節を生ずる.特に脛腓骨の偽関節は整形外科的疾患の中でも最も難治性であり,これまで多くの手術方法が考案され追試されているが確定的なものは無い.また,その発生要因や病態についても,諸家により報告があるが,未だ不明な点が多い.
 我々の教室では,これまで15例の先天性下腿彎曲症の治療を行っており,このうち先天性脛骨腓骨偽関節症には全て外科的治療が施行されている.今回,これらの症例について,手術方法および術後成績を検討し,更に成績に関与する因子について若干の考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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