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頸椎後縦靱帯骨化(OPLL)は,1960年教室月本の報告が本邦第1例で,以来20余年を経過した現在では,すでに約5000例の報告があり,ありふれた疾患であるにもかかわらず,本骨化の成因はなお解明されていない.しかしながら,OPLLの成因としては,局所性因子と全身性因子の2つが,複雑に関与していることは間違いないところであろう.
まず局所性因子としては,剖検例や臨床例の検討から,脊柱の解剖学的あるいは構築上の特性に加えて,これに加わる静的・動的stressが考えられている.
まず局所性因子としては,剖検例や臨床例の検討から,脊柱の解剖学的あるいは構築上の特性に加えて,これに加わる静的・動的stressが考えられている.
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