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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科18巻8号

1983年07月発行

文献概要

論述

脛骨粗面前方移動術を併用した脛骨高位骨切り術の成績

著者: 佐々木鉄人1 須々田幸一1 八木知徳1 門司順一1 引野講二1 長汐亮1

所属機関: 1北海道大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.725 - P.733

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はじめに
 変形性膝関節症(KOAと略す)に対する脛骨高位骨切り術(HTOと略す)は本邦においても広く普及しているが5,7,8,12,18),その長期成績の報告はほとんどみられない.
 著者らは1972年HTOを導入して以来現在まで,約150例の手術経験がありこれまで報告してきた13,15,16).著者らが行っているHTO手術の特徴は,大腿・膝蓋関節(PFと略す)に明らかな変性変化が存在する場合,Maquet,Bandiタイプの脛骨粗面の前方移動術(Ventralization)を同時に付加することである14,16,17).今回HTO手術後5年以上経過した症例を臨床調査し,特にVentralizationの効果を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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