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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻1号

1984年01月発行

文献概要

シンポジウム 関節鏡視下手術

高周波電流切除鏡による膝関節鏡視下手術の展開—滑膜切除術からその他の手術への適応の拡大

著者: 有富寛1

所属機関: 1北里大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.28 - P.35

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緒言
 最近の関節鏡診断学の著しい進歩は関節鏡視下手術の進展及びその普及をうながし,その臨床成績も報告されはじめた.1972年以来,高周波電流切除鏡を用いて関節鏡視下手術を行ってきたが,その臨床的有用性についてこれまで度々報告してきた.
 今回,高周波電流切除鏡の構造,その後の改良及び術式を概説すると共に,慢性関節リウマチ,いわゆる膝関節水症などに対して行われた高周波電流切除鏡による滑膜切除術(以下SERと略す)を中心に,その他更に展開されたそれによる関節鏡視下手術についてもその適応と臨床成績について述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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