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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻10号

1984年10月発行

文献概要

臨床経験

Klippel-Feil症候群に伴う頸髄損傷の1治験例

著者: 平野典和1 海木玄郷1 本江卓1 伊藤達雄1 神代靖久2

所属機関: 1富山医科薬科大学整形外科学教室 2社会保険高岡病院

ページ範囲:P.1159 - P.1163

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 Klippel-Feil症候群(以下KFSと略)は短頸,毛髪低位,頸部運動制限を3徴とする先天性奇形であるが,それらの所見はいずれも頸椎の先天的癒合に基づいている.この症例は頸椎のhemivertebra,spina bifida,およびspinal canal stenosisを有するKFSであり,軽微な外傷によって頸髄損傷を生じた稀有な症例である.その治療の経過を報告しあわせて文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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