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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻12号

1984年12月発行

文献概要

論述

四肢軟部腫瘍における超音波診断の役割

著者: 松本誠一1 川口智義1 網野勝久1 真鍋淳1 古屋光太郎2 和田成仁2 磯辺靖2

所属機関: 1癌研究会付属病院整形外科 2東京医科歯科大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1323 - P.1334

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はじめに
 超音波診断(以下Echo)は,現在臨床の様々な分野で用いられている検査法であり,その有用性は広く認められている.四肢軟部腫瘍の診断においても,本検査法を応用した報告は,いくつかみられる7,10).しかし,それらのほとんどは,腫瘍の性格をEcho画像から診断しようとしたものであり,その結果Echoの臨床応用上の価値は低いとの印象を与えてきた.しかし,我々は,本検査法を主に腫瘍の有無あるいは局在を知る診断手技として,その臨床的有効性を認めている.そこで本稿では再度Echoの臨床応用の可能性について検討を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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