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論述
腰部脊柱管狭窄症における機能的ミエログラム—馬尾神経の動的変化について
著者: 本江卓1 辻陽雄1 玉置哲也1 伊藤達雄1 海木玄郷1 浦山茂樹1
所属機関: 1富山医科薬科大学整形外科学教室
ページ範囲:P.139 - P.146
文献購入ページに移動腰部脊柱管狭窄症は1954年Verbiest14)により最初に紹介されて以来,多くの報告をみる.しかし症状発現に直接関与する馬尾神経の病態に言及した論文は比較的少ない6,7,9).われわれは本症における馬尾弛緩(redundant nerve roots,以下RNRと略す)に注目し,その実態について逐次報告してきた9〜13).今回,メトリザマイドミエログラムを分析し,本症における馬尾神経の静的,動的変化をより詳細に明らかにし,さらにRNRと馬尾性間欠跛行など臨床症状との関連についても検討を加えた.
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