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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻2号

1984年02月発行

文献概要

論述

腰部脊柱管狭窄症における機能的ミエログラム—馬尾神経の動的変化について

著者: 本江卓1 辻陽雄1 玉置哲也1 伊藤達雄1 海木玄郷1 浦山茂樹1

所属機関: 1富山医科薬科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.139 - P.146

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はじめに
 腰部脊柱管狭窄症は1954年Verbiest14)により最初に紹介されて以来,多くの報告をみる.しかし症状発現に直接関与する馬尾神経の病態に言及した論文は比較的少ない6,7,9).われわれは本症における馬尾弛緩(redundant nerve roots,以下RNRと略す)に注目し,その実態について逐次報告してきた9〜13).今回,メトリザマイドミエログラムを分析し,本症における馬尾神経の静的,動的変化をより詳細に明らかにし,さらにRNRと馬尾性間欠跛行など臨床症状との関連についても検討を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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