icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻2号

1984年02月発行

文献概要

臨床経験

Silastic Sponge Implantによるキーンベック病治療の経験

著者: 阿部正隆1

所属機関: 1岩手医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.169 - P.175

文献購入ページに移動
 キーンベック病の治療法は実に多彩であった(表1)が,現在その主流となっているものに,関節形成術と前腕骨骨切り術とが挙げられよう.
 関節形成術については,月状骨摘出術5),背側弁関節形成術6),月状骨摘出後インプラント挿入術3),その他があり,なかには殆ど省みられなくなっているものも少なくない.またいずれの方法をとってみても多少の問題点があるように覗われる.そこでわれわれは,1978年以降Silastic® scleral spongeを用い,独自の方法で関節形成術を行って一応の目的を達しているので,その方法について述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら