icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻2号

1984年02月発行

文献概要

臨床経験

腸骨延長骨切り術の経験

著者: 石田勝正1 山室隆夫1 琴浦良彦1 一坂章1 川那辺圭一1

所属機関: 1京都大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.209 - P.212

文献購入ページに移動
 先天股脱の初期治療でひとたびヘルテス様変化を来すと,成長と共に多くの障害を残す.(1)臼蓋形成不全,(2)亜脱臼,(3)脚長差,(4)脊柱側彎,などである.
 これらペルテス様変化による4つの障害を1回の手術で大幅に改善することができた.一挙四得の手術である.それはソルターの手術からヒントを得た腸骨延長骨切り術で,すでにMillis, M. B.が1979年に報告している1).われわれもこの手術により良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら