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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻3号

1984年03月発行

文献概要

臨床経験

側彎症におけるコトレル牽引療法の検討

著者: 鈴木愉1 大木勲1 増渕正昭1 大井淑雄1 御巫清允1

所属機関: 1自治医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.301 - P.306

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 側彎症に対するコトレル牽引療法については,1964年Cotrelが報告して以来,欧米をはじめ我国でも追試され,比較的良好な成績が得られることから保存療法の1つとして,又術前訓練による矯正可能区域の指標として現在も多くの整形外科医によって試みられ,その効果についての報告も多く出されている.しかし本法は自分の力で牽引力を調整できるという特徴を有しているが,至適牽引力についての検討はほとんどなされていない.
 当教室では,昭和54年より本法による側彎矯正角の変化をX線撮影および筋電図を用いた運動学的検討が行われている.これらの結果を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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