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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻4号

1984年04月発行

文献概要

特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)

座長総括/Ⅴ.治療(2)の部

著者: 平林洌1 蓮江光男2

所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科学教室 2日赤医療センター整形外科

ページ範囲:P.337 - P.339

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 第1席後藤は,transverse型の頸髄症を知覚障害から四肢型,glove & stocking型,四肢体幹型,左右差著明型に分類し,前2者は全例著明改善したのに対し,後2者の成績が劣ったことを報告した.秋山(九大)が劣った原因を質したが,paresthesiaがとれにくかったがその原因は不明であると答えた.
 第2席島は,神経根症(10例)の改善率70%,頸髄症(31例)69%と良好な結果を報告し,成績不良要因として脊柱管狭窄に伴う隣接椎間でのdynamic stenosisと不完全除圧をあげた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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