臨床整形外科19巻4号

1984年04月発行

特集 頸部脊椎症（第12回脊椎外科研究会より）

頸椎症性脊髄症のcomputer-assisted myelographyにみられる頸髄の形態について

著者： 岩崎洋明¹ 浅野正文¹ 横田英麿¹ 石井元章¹ 神原幹司¹ 植田百合人¹ 藤井繁昌¹ 増原建二¹ 上田喜生² 仲西康豊²

所属機関： ¹奈良県立医科大学整形外科学教室 ²町立大淀病院整形外科

ページ範囲：P.367 - P.374

はじめに
　頸椎症性脊髄症においてcomputer-assisted myelography（以下，CAM）にみられる脊髄自体の形態の変化と症状との関連性についての報告は少ないのでこれを調査し，その診断的価値を検討したので報告する．