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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻4号

1984年04月発行

文献概要

特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)

頸部脊椎骨軟骨症の非手術例の長期追跡調査の検討

著者: 押領司光雄1 酒匂崇1 森本典夫1 米和徳1 上原裕史1 吉留鶴久1

所属機関: 1鹿児島大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.401 - P.407

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緒言
 頸部脊椎骨軟骨症の非手術例の長期follow-upについての報告は少なく,本症の自然経過については不明の点がある.特に脊髄症状例では,脊髄麻痺は慢性に徐々に進行,悪化するとの意見があるが,一方,自然軽快例もあるとの意見もあり,異論のみられるところである.
 今回我々は本症の自然経過を調査する目的にて,当科外来で頸部脊椎骨軟骨症や頸肩腕症候群と診断され,初診時以来5年以上経過した症例について,アンケート及び直接検診による調査を行い,臨床症状,経過,X線所見などについて検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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