文献詳細
文献概要
論述
特発性大腿骨頭壊死の早期診断に対する選択的動脈造影の応用
著者: 渥美敬1 黒木良克1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院整形外科
ページ範囲:P.533 - P.544
文献購入ページに移動本症が虚血性の疾患であるからには,従来明らかにされていないin vivoにおけるretinacular artery levelの変化を知る必要があると考え,著者は本症に対して選択的動脈造影(super-selective angiography)を施行し,その血行動態を明らかにしてきた1〜6).その結果,superior retinacular arteryが大腿骨頭頸部被膜を通る部位において,途絶等の血行障害を示す異常所見が明らかにされた.
掲載誌情報