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論述
Discogramから見た骨盤牽引療法の検討
著者: 細川昌俊1 鈴木信正1 芦田多喜男1 高田知明1 阿部均1
所属機関: 1東京都済生会中央病院整形外科
ページ範囲:P.571 - P.579
文献購入ページに移動腰痛及び坐骨神経痛はいろいろな病態を基盤として発症するものであり,椎間板ヘルニアはそのごく一部の様態に過ぎない.従って,それらに対して骨盤牽引を行う場合,その目的及び方法を考慮した上で適切に行う必要があろう.一定の目的で,適切な方法で施行された骨盤牽引の結果からのみ,その効果が評価され得るのであり,もし有効ならば,その作用機序は何かという問題が当然提起されるべきである.
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