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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻7号

1984年07月発行

文献概要

臨床経験

乳癌による転子下病的骨折の治癒例—骨接合術後スポーツ活動を行っている1例

著者: 前田昌穂1 広畑和志1 田中徹2

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科学教室 2金沢灘病院

ページ範囲:P.839 - P.843

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 乳癌の骨転移は日常よく遭遇する疾患である.癌骨転移の手術的治療法は数多く報告されているが2,6,7,13,14,19,21,22),特に乳癌・前立腺癌・甲状腺癌・腎癌等は発育が緩徐であり,長期生存例もしばしばあることから,整形外科的治療法に期待がもてる癌腫である.
 本稿では,大腿骨の広範な乳癌骨転移例に対し観血的骨接合術を試みたところ,局所治癒が得られ普通の健康人並にスポーツ活動をしている症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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