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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科19巻9号

1984年09月発行

文献概要

臨床経験

フィブリン糊(Fibrinklebesystem)を用いた海綿骨移植術について

著者: 釆野進1 宮崎和躬1 笠原勝幸1 多田健治1 日浅浩成1 福田寛二1 中井徹2

所属機関: 1天理病院整形外科 2中井整形外科医院

ページ範囲:P.1023 - P.1029

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 近年各科の領域において,フィブリノゲン,トロンビンおよび第XIII凝固因子から生ずるフィブリン凝塊を生理的糊(Fibrinklebesystem,以下FKSと略)として使用する試みが行われている6,12).Böschら(1977)2)は骨髄炎などによる骨欠損部に対する海綿骨移植にこの方法を用い,Fibrinspongiosaplastikとして報告したが,我々はこれに注目して1979年以来6症例に対して本法を行い,いずれも良好な成績を得ているのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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