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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻1号

1967年01月発行

文献概要

シンポジウム 脊髄損傷

脊髄損傷の初期治療

著者: 玉井達二1

所属機関: 1熊本大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.23 - P.28

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はしがき
 脊髄損傷は我々整形外科医にとつて,重大なる疾患である.あるものは直ちに生命を失い,あるものは非常な努力によつて治療を行なつたとしても,合併症のために死に到り,またあるものは重大な機能障害を残すのである.
 脊髄損傷(以下脊損)患者の治療を行なう場合には,色々な難問に遭遇するが,我々はその一つ一つを忠実に解決して行かなければならない.この道は患者の一生を通じて続く長い道で,この道を険しい上にも険しくするか,比較的容易にするかは,初期治療の良否に掛つているといつても過言ではなく,初期治療はまた脊損の予後をも大きく左右する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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