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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻1号

1967年01月発行

文献概要

臨床経験

軸椎歯突起骨折を伴つた環椎前方脱臼の2症例

著者: 平沢精一1 海老原勇雄1

所属機関: 1東邦大整形外科

ページ範囲:P.106 - P.110

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緒言
 頸椎損傷は全外傷の3%に外ならないが,そのうちでも上位頸椎損傷は更に少く,諸家の報告では全頸椎損傷の2%位である.ところがこの上位頸椎損傷には早期より脊髄症状を呈するものが案外少く,遅発性に脊髄障害を起こすものが多い.これは解剖学的特徴によるためであろうが,我々は受傷後7年にして脊髄症状を呈した陳旧例を経験したので早期症例を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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