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臨床経験
エオジン好性細胞骨肉芽腫の予後について
著者: 山田収1 岩尾進1 手島宰2
所属機関: 1久留米大学医学部整形外科教室 2小倉記念病院整形外科
ページ範囲:P.1058 - P.1062
文献購入ページに移動われわれは昭和32年大腿骨に発生したEGについて報告し,さらに昭和36年新らたに経験した2例を加え,その経過について報告したが,当時の調査成績では長管骨,扁平骨に発生したEGは完全に治療していたが,脊椎に発生した扁平椎には明らかな回復の徴候は認められなかつた11).したがつてわれわれは第1例の報告以来すでに9年を経過したので,最近報告した1例を加え7),予後調査を行ない,若干の知見を得たので報告する.
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