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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻10号

1967年10月発行

文献概要

臨床経験

脊髄横断麻痺を呈した骨髄腫の1剖検例

著者: 添田勝教1 村岡修1 三浦英男1

所属機関: 1福島県立医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.1064 - P.1067

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 骨髄種は形質細胞系細胞より構成され,腫瘍増殖様式は肉腫と白血病との中間的性格を備えているものと理解されている1).本症の主要症状はほぼ確立された観があるが2)3)4),現在も所見の追加がなされており,したがつてその病型も種々で本症の診断は必ずしも容易でないと考えられる.
 われわれは臨床的に腰痛を主訴とし,硬膜外悪性腫瘍の診断のもとに経過を観察し,剖検にて"び慢性骨髄腫"であつた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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