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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻12号

1967年12月発行

文献概要

境界領域

脳性麻痺の病理

著者: 松山春郎1

所属機関: 1脳性麻痺研究所

ページ範囲:P.1205 - P.1214

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 脳性麻痺とは臨床的概念であるから,これを病理解剖学的に一括して述べることは困難である.ここでは発育中の脳組織に生じたなんらかの異常の結果,臨床的に運動機能の障害を中軸とした種々雑多の症状を残した症例を取り扱うことにする.
 この病因を出産とそれをさかいとして,その前後の3時期にわけて述べることにするが,われわれが病理解剖で取り扱う症例では,その病理像から,加えられた傷害が,一つ以上の時期にわかれて重複して起つたと考えられるものもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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