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シンポジウム 先天性股関節脱臼 私の治療法
乳児期先天股脱の早期治療—Riemenbügel法を中心として
著者: 北原諭1
所属機関: 1順天堂大学整形外科学教室
ページ範囲:P.283 - P.289
文献購入ページに移動教室では1962年からRiemenbügel(以下R-bと略す)を使用し始め1963年以降は全面的に使用してきた.最初使用した頃のものと比較すると成績もかなり向上し,漸くPavlikのいう如く骨頭変形の減少することを知つた.しかし臼蓋形成不全に対する予防的処置としての要,不要,適応の限界,脱臼度と装着期間,装具自体の改良等問題となる点も多い,そこでR-b法を中心として先天股脱早期治療に関する問題点を検討してみた.
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