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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻3号

1967年03月発行

文献概要

臨床経験

小菱形骨掌側脱臼の1例

著者: 松崎昭夫1 黒田次郎2

所属機関: 1九州大学整形外科 2黒田外科医院

ページ範囲:P.338 - P.340

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 手根骨,特に末梢列手根骨の脱臼は,その解剖学的な構成からも考えられる如く稀なものである.中でも小菱形骨の脱臼は非常に稀で,Gay(1869年)の報告及び始めてレ線学的に診断したSheldon(1901年)の報告以後もあまり多くの報告をみない様である.又その中でも掌側脱臼は稀で,探し得た文献例14例中ではWahlers,Lewisの報告例各1例計2例を数えるにすぎない.我々は1例の小菱形骨掌側脱臼を治療する機会を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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