icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻5号

1967年05月発行

文献概要

シンポジウム 骨肉腫の治療および予後

長期生存骨肉腫の治療に関する検討

著者: 青池勇雄1

所属機関: 1東京医科歯科大学整形外科

ページ範囲:P.565 - P.569

文献購入ページに移動
I.骨原性肉腫の5年以上の生存率
 整形外科学会では昭和31年から,骨腫瘍の登録制を実施していて,昭和40年末で骨肉腫は1520例登録されました.その内訳は骨原性肉腫が1187例,軟骨肉腫が183例,線維肉腫が150例であります.悪性度の甚だ高い骨原性肉腫が骨肉腫の約2/3を占めていることは骨原性肉腫の治療が最も大切であることを示しております.
 そこで昭和31年から昭和36年10月までの間に登録された骨原性肉腫446例について,その予後を調査しました.(本年4月に整形外科学会研修会で発表した資料は昭和35年までのものである.)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら