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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻6号

1967年06月発行

文献概要

臨床経験

Polymyositisについて—Dermatomyositisの1例を中心に

著者: 小林晶1 佐竹孝之1

所属機関: 1九州大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.655 - P.660

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緒論
 整形外科領域において筋肉疾患は,最近その研究の進歩にともなつて興味をもたれてきており,わが教室も数年来myoglobinの代謝を中心にして研究をすすめてきた.境界領域の疾患として,整形外科でも各種のmyopathyをみることが多い.中でも,進行性で高度の筋力低下を来す,進行性筋萎縮症(Progressive Muscular Dystrophy以下PMD)は重要である.
 多発性筋炎(Polymyositis以下PM)は四肢の近位諸筋肉の筋力低下を主な症状としており,皮膚症状を欠くものでは,PMDときわめてよく似た臨床像を示して,鑑別が困難なことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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