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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻7号

1967年07月発行

文献概要

臨床経験

膝関節樹枝状脂肪腫と大腿骨下端細網肉腫の併存症例

著者: 橋爪信晴1

所属機関: 1高岡市民病院整形外科

ページ範囲:P.761 - P.766

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はじめに
 膝関節腔内脂肪腫は極めて稀な疾患で,わたくしの集計によれば欧米にてもLewin(1958),Anda(1960)らの数例を見るのみで,わが国では最近20年間に3例の症例報告を数えるのみである.なおその中でもいわゆる樹枝状脂肪腫は稀なものとされている.わたくしは最近弾撥症状をきたした膝関節の外側半月板に附着する樹枝状脂肪腫と大腿骨外顆部に発生した細網肉腫との併存する例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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