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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻8号

1967年08月発行

文献概要

診療の経験から

慢性化膿性骨髄炎に対する局所灌流療法の経験

著者: 服部奨1 小山正信1 松井達1 河合伸也2

所属機関: 1山口大学医学部整形外科 2山口大学

ページ範囲:P.861 - P.866

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まえがき
 慢性化膿性骨髄炎に対する治療には,幾多先人のすぐれた業績があり,また各種抗生物質の出現にもかかわらず,本疾患の治療は現在においてもなかなか困難な問題である.
 わたくしどもは局所に対する手術的操作と同時に創の浄化と抗生物質を局所により効果的に作用せしめるという理念に基づいてGoldman(1960年)によつて始められた閉鎖性局所灌流療法を行ない,術後まだ日が浅いが,一応,初期の目的を達し,満足すべき結果をえているので,少数例の経験ではあるが,わたくしどもの経験をのべ,本法について若干検討を加えてみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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