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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科2巻9号

1967年09月発行

文献概要

臨床経験

膝関節メニスクス損傷について

著者: 新野徳1 松岡一元1 井手正敏1 田中晴人1 片山幸俊1 手束昭胤1

所属機関: 1徳島大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.955 - P.960

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 メニスクスの損傷が膝内障の原因の大半を占めているところから,その損傷形態に関しては古くから研究が行なわれ,本邦でも天児教授の報告を初めとして内外に数多くの報告がみられる.ことにLewinはメニスクスの機能として24もの数多くをあげており,損傷の機序に関しても膝関節の機能および構造が複雑であるために,現在でもまだかなりの問題が残されている.
 メニスクスはその前後の脚で脛骨顆関節面中央部に固定されているが,その辺縁はかなりの可動性をもち,関節面に体重が負荷された場合には,大腿骨顆に吸着して大腿骨顆と共にずり動くものとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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