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視座
脊髄損傷者の予後
著者: 新宮彦助1
所属機関: 1山陰労災病院
ページ範囲:P.1237 - P.1237
文献購入ページに移動脊損者の長期生存例も多くなり,健康管理を上手に行えば十分余命を全うすることも可能と思われる.過去20年間に当院で入院治療した頸髄損傷者250例,胸腰髄損傷者256例計506例の予後を常に気にしているが,今までに死亡した人は頸損47例,胸腰髄損傷者25例で14.2%の方が亡くなっている.Nyquist(1967)が発表した米国での20年間の死亡率14%と同数である.
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