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臨床経験
RAのSubaxial Subluxationによる脊髄症の2症例
著者: 野口光一1 米延策雄1 冨士武史1 藤原桂樹1 山下和夫1 脇谷滋之1 小野啓郎1
所属機関: 1大阪大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.1437 - P.1441
文献購入ページに移動症例1は63歳男性でRAの活動性が高く,発症後2年で脊髄症が出現した.頸椎前方後方固定術を施行したが,挿入骨片の脱臼のために再手術を行った.症例2は54歳女性でRA病歴20年.上位および下位頸椎にリウマチ病変が存在したが,脊髄症の原因は下位頸椎が主であると考えられた.
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