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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科20巻4号

1985年04月発行

文献概要

特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)

座長総括/「Ⅱ.腫瘍—Posterior Instrumentation—」の部

著者: 蓮江光男1 片岡治2

所属機関: 1日赤医療センター整形外科 2国立神戸病院整形外科

ページ範囲:P.331 - P.333

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 脊椎腫瘍はspinal instrumentationが用いられてよい疾患の1つであるが,どんな種類の脊椎腫瘍のどの程度のものに良い適応があるのか,用いるとすればどのような手術法が最適であるのか,などまだまだ問題点が多い.このセッションでは脊椎腫瘍とくに悪性ないし転移性脊椎腫瘍を中心に,本手技の適否が論ぜられた.
 Ⅱ-8四方らはmyeloma 3,aneurysmal bone cyst 1,chordoma 1,巨細胞腫瘍1例の計6例に対し,Harrington法とZielke法を使用した経験を述べ,脊柱支持機能の再建ひいては術後早期離床に極めて有効な手段であると主張した.詳細は論文を参照されたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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