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特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)
座長総括/「Ⅳ.腰椎—Posterior Instrumentation (SSI)—」の部
著者: 井上駿一1
所属機関: 1千葉大学医学部整形外科学教室
ページ範囲:P.335 - P.337
文献購入ページに移動22席渡辺(京都府立大)は11歳,IV度の高度辷り症に対しhalo-pelvic traction(H-P)→wire reduction(Ōki)→anterior interbody fusion(ABF)→Luque SSIを行い直後より歩行を許可した良好例について述べた.23席里見(慶大)は下垂症2例を含む50%以上の高度辷り症7例の治療経験を報告した.50%〜74%の辷りの症例には逆向きsacral hookに腰椎彎曲にそってcontourをつけたHarrington square rodを使用しposterolateral fusionの後に1期的あるいは2期的にABFを行った.
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