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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科20巻4号

1985年04月発行

文献概要

特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)

われわれの行なっている側彎症手術におけるInstrumentationの選択について

著者: 鈴木信正1 三谷哲史1 芦田多喜男1 土方貞久2 木原未知也2 平林洌3 藤井英治3

所属機関: 1済生会中央病院整形外科 2東京電力病院整形外科 3慶応義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.357 - P.363

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 抄録:脊椎に対するInstrumentation Surgeryは,現在までに,さまざまの方法が考案されている.側彎症の手術療法においては,Instrumentationの目的を十分に果たすため,個々の症例において最も適切と思われるInstrumenationを選択することが望まれる.近年のSegmental Spinal Instrumentationの進歩を考えるとき,側彎症の手術療法においては,何らかの形のSegmental Instrumentationを行ない,外固定期間の短縮をはかるべきと考えている.現在では,1.single distraction rodに2個のdistraction hookを装着し,棘突起wiringを加える方法,2.single distraction rodにsublaminar wiringを加える方法,3.Luque法の3種の方法を主体として選択を行ない,術式を決定している.個々の症例における,手術法の選択要因と,選択の目安,各々の手術法に対する適応について論ずる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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