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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科20巻4号

1985年04月発行

文献概要

特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)

Neuromuscular Spinal Curvaturesに対するAnterior Instrumentation Surgery

著者: 大谷清1 米山芳夫1 田中昭彦1 相原忠彦1 藤井英治1 中井定明1 柴崎啓一1

所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科

ページ範囲:P.507 - P.514

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 抄録:1973年より1983年までの11年間に国立療養所村山病院整形外科でneuromuscular spinal curvatureに対してanterior instrumentation surgeryを行った症例は17例である.Polio 8例,脊髄麻痺によるもの6例,myogenic scoliosis 2例,tabes dorsalis 1例であり,scoliosis 16例,lumbar lordosis 1例である.年齢は14歳から42歳,男性7例,女性10例である.手術法はDwyer法12例,ZielKe法3例,Zielke法+Harrington法2例である.術前側彎度は47°から120°,術後は5°から85°,矯正率平均57.1%であり,矯正成績は比較的良好である.しかし,患者の満足度は必ずしも良くなく,不満足が3例17.6%であった.合併症ではnon-union 3例17.6%,deep infection 1例5.9%にみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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