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学会印象記
第1回先天股脱予防研究会
著者: 石田勝正1
所属機関: 1京都市身体障害者リハビリテーションセンター診療部
ページ範囲:P.790 - P.791
文献購入ページに移動先天股脱のいわゆる生直後からの一次予防について,昭和50年日整会と日産婦会での発表以来,全国的にこれが話題となり,昭和51年より厚生省先天股脱予防に関する研究が3年間行われた.そして諸家の追試報告(山田,飯田ら)が行われ,昭和53年からは先天股脱予防セミナーが毎年各地で行われてきた(先天股脱予防普及会,会長荻原).このようにして先天股脱の発生が全国的に減少してきた時点で,成因,一次予防の成果,二次予防である検診や早期治療等についてあらためて検討してゆく必要にせまられた.このために昭和56年より6回の準備会が行われ,第1回先天股脱予防研究会(事務局村上)が昭和59年3月17日に京都で行われるはこびとなった.この会の発足にあたっては,故香川弘太郎先生が多大な貢献をされた.
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